むかし僕が死んだ家 最近東野圭吾さんのむかし僕が死んだ家 を読みましたが、そこそこおもしろかったです。
 
殺人事件とはまた違うので、ハラハラ感というのはそんなにはないかなという印象で、誰が?という疑ったり自分で推理したりする楽しさはあまりありませんでした。
 
 
主人公もどちらかといえばナルシストな風で、良い性格でもないような、そこまで自分のことを語らなくてもいいのではないか、あと一つ一つのやり取りがやけに長いなという印象です。
 
主人公のキャラがあまり好きではなかったので、全体的にマイナスな印象に残ってしまいましたが、主人公もまた闇の部分は抱えていたので、それでこういう性格になったのかなという感もありました。 
現在の生活にて過去の記憶がないことにより苦しむ女性。 
それを解決するために気になっていた父の形見から手がかりを探して解明していくという話です。 
あとタイトルもできれば違うものにして欲しかったかなと思う話の内容でした。 
過去のものを探るので何があったのかという興味は高まりますかね。 
最後の方は予想していたものからさらに先があったり、予想外であったり、謎は楽しめました。